こんにちは。

渡辺水華です。

物事には”Yes”でも”No”でもないグレーゾーンがありますが、
そのグレーゾーンにも段階があり、
英語でコミュニケーションを図るうえでも
そのニュアンスを詳細に伝えられるといいですね。

特に日本人はグレーゾーンの段階を
詳細に伝えたい思いが強いかもしれません。

つまり、「例外もあるよ」的なことを伝えておいて、
原則と違うことが起きたときのリスクヘッジをしたいのですね。

日本人と比較するとアメリカ人などは
はっきりと物を言うイメージがあるかも知れませんが、
自分の意思を明確に示しながらも、社交上手でもありますので、
角が立たないよう物事を伝え、
誤解を生まない言い回しも使っています。

さまざまな可能性

世の中の事象には原因や理由があるとして、
さまざまな仮説が立てられますが、
あくまでも可能性を示すものであって、

それが真実とはかぎらないこともあります。

また、一人の人間が把握できることは限られていて、
そんな時も憶測で物を言わなければならないときも多いです。

そこで、いくつかの副詞や助動詞について、
「実現可能性」の目安を探っていきたいと思います。

probably

諸説ありますが、私が最初に聞いた「実現可能性」の
パーセンテージは75%です。

He will probably come soon.
彼はもうすぐ(75%の確率で)来るだろう。

Probably the device is not compatible with this version.
そのデバイスはこのバージョンとは互換性がないと考えられる。

“probably”が文頭に来ると、
「おそらく」と訳す方が圧倒的に多いですが、
“often”の「しばしば」と同じく、
日本語に訳すときはなるべく別の言葉で
全体的に文章に馴染むように訳す方が自然に響くと思います。

ちなみに、”often”は「しばしば」よりは、
「~することが多い」と訳した方が日本語としては自然でしょう。

このような副詞は、「おそらく」や「しばしば」と独立的に扱うより、
文章全体を引き受けつつ、文章の中に組み込むと、
しっくりと収まることが多いですし、
日本語ではそのように表現するのが自然です。

likely

“likely”も確率を表す形容詞および副詞です。
日本語に訳すと「~する可能性が高い」という意味で、
“most likely”ともなると、実現可能性は、90%になるという説もあります。

This is likely to happen on Monday.(形容詞としての用法)
こういうことは月曜日に起こりそうだ。

This is what the customer will most likely buy.(副詞としての用法)
これはその顧客が相当高い確率で買いそうな物だ。

may, maybe

実現可能性としては50%程度です。

He may come if he gets better.
彼は体調が良くなれば来るかもしれない。

Maybe he is right.
彼が正しいかもしれない。

might

実現可能性としては、25%程度です。

また、この助動詞は可能性が比較的薄いことのほかに、
どちらかと言えば、起きてほしくないことや有り難くないことを
ほのめかす時にも用いられます。

It might happen, I’m afraid.
そういうことが起きるかもしれない。

afraidは「恐れている」という形容詞ですので、
“might”と組み合わせて、「~するおそれがある」という
ニュアンスでよく用いられます。

possibly

実現可能性は低めです。
perhaps(たぶん、場合によっては)よりも若干、低めなイメージです。

「ひょとして」というニュアンスに近いかもしれません。
“Could you possibly come to help me move these desks?”

「(ひょっとして)来ていただいて、
(ここにある)机を動かすのを手伝ってもらってもいいですか。」という感じです。

さまざまな状況に合わせて
可能性の強弱をつけていくことができるようになると
会話も意思の伝達もスムーズになり、
誤解も生じにくくなるので安心ですね。