こんにちは。

渡辺水華です。

先日書いた記事のなかに、
小さいながらも重大なミスを発見しました。

すでに修正してしまいましたが、
[修正前]
You should be back within a few minutes, otherwise, we will miss the train.
(2~3分以内に戻らないと、電車に乗れないわよ。)

[修正後]
You should be back within a few minutes; otherwise, we will miss the train.

“otherwise”の前のカンマ(,)が誤りでした。

接続詞(等位接続詞)

カンマ(,)のあとに
2つのセンテンスをつなぐものとして置くのが
“and”や”but”などの接続詞(等位接続詞)です。
前の文章が理由であることを示す”so”も、この仲間です。

I was feeling sick this morning, and I took a day off.
今朝、具合いが悪かったので、1日休みをとった。

I was very tired after work, but I went for a drink with my colleagues.
仕事のあと、だいぶ疲れていたが、私は同僚と飲みに行った。

I passed the exam at last, so I was very happy.
やっと試験に合格したので、私はとても嬉しかった。

また、「さもないと」を意味する”or”も等位接続詞です。
Get up earlier than usual tomorrow morning, or you will miss the train.
明日の朝はいつもより早く起きなさい。さもないと電車に乗り遅れるわよ。
“otherwise”と違い、”or”の前はカンマです。

副詞(接続副詞)

2つの文章の関連性が強く、ピリオドで区切らずに、
“however”や”therefore”などの副詞(接続副詞)でつなぐ場合に用いられるのが、セミコロン(;)です。

The patient was severely injured; however, his recovery was much quicker than we expected.
その患者は重傷を負っていたが、回復はわれわれが期待していたよりもはるかに早かった。

The patient is recovering very quickly; therefore, she will be discharged from the hospital in a few days.
その患者の容態が急速に快方に向かっている。このため、2~3日後には退院するだろう。

このような接続副詞はもちろん、他の副詞のように、
文頭に置いて用いることもできますので、2文をセミコロンで繋げずに、
下記のように1文目にピリオドを打って、2文にすることもできます。

The patient was severely injured.
However, his recovery was much quicker than we expected.

また、セミコロンを多用すると若干、しつこい印象を与えますので、
形式的な文書で、ここぞというときに使用されるといいですね。

例外的なカンマとthenの用法

AからCまでの文をカンマを用いて繋ぐとすれば、
「A, B, and C」という構成になります。

余談ですが、先日、日本人の書いた英文に、
「A, B, and then C」という構成の文章がありました。(A~Cはセンテンス)

このように”and”という等位接続詞との組み合わせであれば、
“then”は純粋な副詞となるため、
この英文が正しいと思っていたのですが、

なぜか、ネイティブによって、”and”が省かれ、
「A, B, then C」に直されていました。
私は、”then”が接続詞になることはないと思っていたので、
不思議に思って職場の帰国子女の方に聞きましたら、

通常は、「A, B, and then C」が正しいのですが、
何かの手順を箇条書きのようなニュアンスで
伝えるような場合は、「A, B, then C」と言うとのことでした。

前の文に繋げるときは、絶対に、”and then”だと
信じて疑わなかった私は「ふ~ん」としか反応できなかったのですが、
このような接続副詞も時には接続詞の働きをするものとみなされたり、
その前のカンマが”and”とみなされたりすることもあると考えられます。

例)Weigh accurately about 10 mg of Compound A, add water to make exactly 100 mL, then use it as the test solution.
化合物A約10 mgを精密に量り、水を加えて正確に10 mLとし、試液とする。

(”accurately”と”about”の組み合わせは矛盾しているように感じられると思いますが、
これは薬事関連の[主に日本薬局方での]言い回しで、
たとえば、0.1mg、0.01mg、0.001mgという決められた
最小位までは正確に量ることを意味します。)